シン・ゴジラ
クヒオ大佐
2017年に
「舞台」で
「クヒオ大佐の妻」
という続作品があった
両方見て、
大いなる駄作ってことがわかった
けど
両方見るとなんか楽しい。
多分、
堺雅人がブレイクしたリーガル・ハイ、半沢直樹の前で、貴重な縁起をしている時代だと思う。
(私が認識したのは「新撰組!」なんだろう)
満島ひかりがまだまだ若い・黒い・まっすぐなところも◎
そして、松雪泰子のああいう役はなかなかぐっとくる。
ガリレオ容疑者Xの献身を思い出した。
天空の蜂
俺物語!!
http://ore-movie.jp/
鈴木亮平の仕事、選ばない感に感動
永野芽郁は「UQ」3姉妹として深田恭子・多部未華子の妹として謎の登場をしていたが、
これは「◎」
なんかこういうデビュー感が好きなんだな。
神の舌を持つ男
淵に立つ
http://fuchi-movie.com/
なるほど、これは国を超えて評価される映画
いくつもの謎が謎を呼んで、何の因果か、そして、衝撃の結末まで。
演劇っぽいものだったけど、演劇ではできないことを表現していたのが流石、映画屋さん。
筒井真理子という女優さんは、なんとなくいい雰囲気を持っていると思ったけど、この役は壮絶だ。
そして、信じることとはというものが。
浅野忠信の4つの罪
人との約束は法律よりも重いものだ
他人も同じように思っている
自分を正当化
・・・
思い出せない。圧巻の喫茶店シーンに驚愕。
もっとも、
全てのシーンに無駄がないように思える。
(要するに、セリフが少ないってことだ)
人生ってのは、結局、人と人との関わりとその顛末なのかもしれない。
グッドモーニングショー
http://good-morning-show.com/
もちろん、長澤まさみが目当てだが、
「奇妙な出来事(1990)」の「待合室」というすごい作品(脚本がそうだったと思う)
を見て強烈に記憶している。
もっとも、今、ビデオを手に入れて見てみると「それほどでもない」
今確認していて知ったのは、
「踊る大捜査線」は、知っていたが、
「恋人はスナイパー」が君塚良一だったとは・・・。
(国府津の映画館まで観に行った。水野美紀がアクションシーン満載、内村光良主演の映画だ)
で、
この映画はちょっと期待外れ。
もっとも、長澤まさみの痛い演技は◎
このために作ったんだろうなと思うと名作だ。
そして、中井貴一と時任三郎というと、
これを思い出して「涙」した人も多かろうか?
SCOOP
http://scoop-movie.jp
なんとも哀しい映画。
そういえばフジテレビ月9の「ラヴソング」も中年が若い娘と・・・
とあった。
今回、初めて二階堂ふみをいいと思ったのは大根仁監督の力だろう。
で、
滅茶苦茶なんだけど、最後に「大事なカメラ」と、
暗室で浮かび上がる写真に・・・・。
あのカメラは「コンタックスII」のようだったけど、マウントのところがなんか違う様にも見えた。
そして、
リリー・フランキー
滝藤賢一
が、最高に泣かせてくれる。
福山雅治はやっぱり福山雅治で、それ以上でもそれ以下でもない(◎ってこと)
大根仁というと「週刊真木よう子」をやっていた監督ってくらいしか記憶にないけど。いいな。やったなって感じ。
(とはいいながら、なんであんな終わり方にしたのか・・・勿体ない)
ルパン三世カリオストロの城
なるほど、
不朽の名作とはこういうものなのか。
http://animeanime.jp/article/2016/10/15/30924.html
日本テレビでやっているのをうっかり見てしまった。
この映画を見て、多分、シトロエン2cvを買ってしまった。
以来、平成28年でも乗っている。
映画みて壊れる様を知った。
(オーナーだけが知っているcitoroen2cvの壊れ方)
後日、NAVIで知ったのは宮崎駿が2馬力の事務所で2cvを解体してみたこと。
そして、組み立てられなかったこと。
いや、テレビで15回放映しているらしいが、
多分13回くらい(テレビで)見ていると思う。
DVDを手に入れたから以後みないのか、
2017年のリメイクを観に行くのか。
ちなみに、宮崎駿のアニメはこれ以外をみたことがない。
英語版のDVDまで売っている。
柑橘系映画祭
http://kankitsukei.net/
15分×4作品を見た
3人の監督がその思いを伝えてくれた。
1作品目・思いの強いセンチメンタルな映画
2作品目・圧倒的な技術を持った作品だけど脚本がちょっと辛い、女優1stな感じがPVチック。
3作品目・見事な演出・脚本との破綻もない。でも、ありがちな脚本。
4作品目・圧倒的な監督の好き放題演出・でも、女優の魅力は伝えている。
グランプリ5万円をgetした人は翌日でもまだわからない。
どうやら、一番お気に入りの作品は1位ではなかったようだ。
月とキャベツ
なるほど、
山崎まさよしがキューピーのCMに長いこと出ていたこと
女子が「まさかず様」となっていたこと
篠原哲雄の代表作といわれること
は見て分かった。
きらいなことは沢山あるけど、
50分くらいから号泣しっぱなしだった。
録画は110分だったので、
100分で終わると思わず、
うっかり10分ほどの呆然感に陥れられた。
いいものはいい。
1996年公開の映画を20年たって見た。
時代の流れからなのか、真柴あずさのせいなのか、(キャラメルのような甘ーい)
恥ずかしさはあるけど、堂々と「みた」ことを自慢したい。
◎初めの歌っているロケビル
◎キャベツ畑
◎自転車で火花を花火が追いかけるシーン
◎口紅のシーン
◎鶴見辰吾の六角レンチ
◎エンディング
◎ワーゲンゴルフの丸いヘッドライト
あと、
やっぱり哲ちゃんは「写真」が巧い。
「深呼吸の必要」「欲望」並にいや、それ以上に映画で「写真」を魅せる。
鶴見辰吾が俄然格好良く見える。反則だ。
この
真田真垂美はその後どうなったかってこと
原作者の鶴間香なる人のその後
なんかすごすぎる。
セゾングループの映画事業ってのもすごすぎる。
すごいってしか書けない自分が情けない。
ひそひそ星
すごい映画が出てきたものだ。
惑星ソラリス
2001年宇宙の旅
宇宙犬作戦
ウルトラセブン
あと何だろう・・・
あの色は砂の女とか、ATG時代の日本映画も思い出す。
既視感がすごくあるが、どこにもない映画
見る人を選ぶ、名作ということはないが、映画好きな人は見なければいけない映画だ。
http://hisohisoboshi.jp/
映画「太陽」
もともとは「イキウメ」の原作を「蜷川幸雄」が「大劇場化」それが「映画化」となったもののようで、原作とはちょっと違う。同時期に「イキウメ」「シアタートラム」で再演されている。
映画版の良かったとことはエンディングシーンだろうか・・・。
肝心の「紅茶」の話が出てこないところは正直、致命的だと思うが、それでも認めるのが前川知大のいいところなんだろう。
神木隆之介、森口瑤子は良かった。が、いずれにしても舞台には残念ながらかなわない。
鑓の権三
「鑓の権三」
もともとは、
ETERNAL CHIKAMATSUを見て
心中天網島から続いた
江戸時代ってのは「思ったより明るい」時代だと思っていた。
(そういうはなしをきいてそんなことを思っていた)
が、
山中貞夫の
「人情紙風船」
の絶望的な世界観
古典落語のなんとも絶望的な芸風に、
今と同じような末期感があることがわかってきた。
心中天網島
谷賢一脚本
デヴィッド・ルヴォー演出
「ETERNAL CHIKAMATSU」
を観劇して、見てみたいとおもった。
そして、気になってのは
「鑓の権三」
へと続くことになる。
びっくりしたことは、
ほぼ、「ETERNAL CHIAKAMATSU」が「映画 心中天網島」と同じってこと。
そりゃ、原作同じなんだからそうでしょうということなんだけど。
やっぱり、1969年の映画、当時キネ旬で一位だったとしても「古くさい」
よく、学生が「白黒映画」を「古くさい」と言うのを「鼻で笑っていた」私は、愕然とした。
(同じ感想を持ったから)
まさか、こんなことなんだとちょっとショックを受けている。
やはり「作り直す」ということは大事なのかもしれない。
当時としては斬新な手法だったんだろうけど、
今となっては使い古された技法にしか見えない。
・メイキングが冒頭にあって、劇中劇的になっている
・セットであることを堂々と使っている
・黒子をそのまま画面に出している
浄瑠璃感を出したかったのだろう。しかし、長塚圭史がやる登場シーン以外で役者が演技を見ているような
そんな感じでもう一歩先を舞台は歩んでいる。
多分、歳をとったってことと、
数をこなしたってことで、
「古典」に新鮮さがなくなった。
「昭和」はリメイクされているということに気がついた
もちろん、
江戸時代が思った以上に暗い時代なんだということは、
「人情紙風船」を思い出したこともあって、
いや、実際、現代とかぶる途方もない絶望感は、今も昔も(元禄時代から)かわらないのかもしれない。
表現者はその絶望感を紡ぎ続けるしかないのか?
(私は表現者ではないけど)寂しい気持ちになった。
俳優亀岡拓次
劇場版MOZU
http://mozu-movie.jp/
WOWOW
TBS
スピンアウト
と続いたMOZUの完結編。
壮大な話だったのか、竜頭蛇尾だったのか、
物語が長すぎたのか、
タバコのシーンが多すぎるのか、
暴力シーンにうんざりしたのか、
不満じゃないんだけど、なんかカタルシス感がない。
でも、昔のドラマってこんな感じだったかもしれない。
(黒澤映画とか、小津映画以外はといういい方は正しいのかどうか)
ギャラクシー街道
北京原人 Who are you ?
君よ憤怒の河を渉れ
高倉健という人がどういう人なのかわかってきた
とかいいながら、全部見ることができないまま。
途中から録画した。
高倉健のヤクザ映画からのきっかけとなった映画のようだ。
逃亡者じゃないかとかそういう突っ込みはなし。
君よ憤怒の河を渉れ
君よ憤怒の河を渉れ
高倉健という人がどういう人なのかわかってきた
とかいいながら、全部見ることができないまま。
途中から録画した。
高倉健のヤクザ映画からのきっかけとなった映画のようだ。
逃亡者じゃないかとかそういう突っ込みはなし。
地球防衛未亡人
海街ダイアリー
「海街ダイアリー」
ハンカチが手放せない映画
すごい事件が沢山起きる。
人生そんなもんだ。
こんな4姉妹いたら・・・。
「言えないこと」「うっかり梅酒」「梨」「ゆかた」「花火大会」「花火」
「お墓参り」「法事」「砂浜」「雨宿り」「馴染みの食堂」「葬儀」
で「カレーライスの作り方」「飯をかっ込む」「鰺フライ」
あっという間の2時間。
これを観ずして映画(女優)は語れなくなってしまった。ひとなつの思い出。
鎌倉に行くたびに思い出すこと間違いない。
父親が出ていないことも秀逸だけど(それは原作がそうなのか?)
出演の役者全員が良かった。
大事なことは2回という映画の約束を忘れていない。
「鶏の南蛮漬け」「梅酒」「しらす」「山の上からの景色」そして「お葬式」
広瀬すずのいい思い出の作品になったと思う。
綾瀬はるかは「白夜行」(テレビドラマか・・・、プリンセストヨトミくらいしか映画は知らないそういえば)
長澤まさみは「深呼吸の必要」なのか、何なのか・・・。いや、沢山ありすぎてわからない。
夏帆は「天然コケッコー」で決まりだと思う。
HERO映画版
「HERO」
第1シリーズは見たことない
第2シリーズは北川景子が出ているので見てしまった。
うっかり映画も見てしまった。
「ペタンク」「ソーセージ」「2001年宇宙の旅」
この3点セットがキーワードか・・・。
実は、思った以上に面白かった。
amazonのアフィリエイトは作れないというのは流石事務所の力なのか・・・。
探偵はBARにいる
なんでこれを思い出したか、というと、テレビ東京の深夜ドラマ「不便な便利屋」を見たから。IもIIも見ている。劇場で見ている。うっかりいいなと思っている。
このブログ書き始めてから観たのは確かなんだけど、ここに「探偵・・・」が載っていないのは不思議だ。両方とも「名作」であるのは確かだ。
ジャコ萬と鉄
狼と豚と人間
可愛い花
「可愛い花」
ザ・ピーナッツを知るのにいい映画なのか
(1)国民的ヒット曲をもとに映画化された、昭和の日活歌謡映画の数々。国民的ヒット曲「東京五輪音頭」を始めとして、だれもが親しんだ今でも歌われ続けるヒット曲をもとにした「日活歌謡映画」
(2)ヒット作品の中でもリリース要望の多い、初パッケージ化を含む5タイトルを特選、すべてHDリマスター、すばらしい画像と音での待望リリース
(3)「東京五輪音頭」の三波春夫、「可愛い花」のザ・ピーナッツ、「星のフラメンコ」の西郷輝彦、「逢いたくて逢いたくて」の園まり、「襟裳岬」の森進一、すべての作品が大ヒット曲をもとにして完全映画化、歌っている本人も出演
そのうちの1作。
ということだそうで2015年2月8日にBSフジで見た。
http://www.nikkatsu.com/movie/20388.html
この後に「嵐の勇者たち」を見た。
嵐の勇者たち
陸軍登戸研究所
七人の侍
地平線がぎらぎらっ
踊る大捜査線ファイナル
エンディングはファイナルっぽくない終わり方だった。
実は本編は一度も見ていない。
テレビのスペシャルと、映画は全部見た。
15年の歴史が終わる時っていうのはこんな感じか。
しかし、ゴッドファーザーはpart3はエライ感動したけど、
そんなことはなく、でも歴史に感無量という感じはあった。
アウトレイジビヨンド
タンポポ
2012年8月21日にNHK BSで放映していた。
ついつい「お葬式」を見たのが1984年、で伊丹十三作品第2作を見てしまったのがこれ(1985年)ということで、海外ではかなりの興行収入を得た成功作だそうだ。どうやら、日本ではあまり評価は高くなかったというか、興行成績はそれほどではなかったようだ。ラーメンウェスタンと言っているが、この映画には学ぶべきポイントが3つくらいある。
(1)BGMが映画を良くも悪くもするが、使いすぎは・・・
(2)引用は映画を引き立てるが、知らなければ・・・
(3)映画は印象に残れば価値だということ・・・
時間があるときにちゃんとメモをしておきたいと思う。
この映画にある人と人がすれちがうときに物語がスイッチするっていう技法はよく使われる。
宇宙戦艦ヤマト
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD17284/index.html
すごいことになっている。
懐かしいだけで映像は色々と増幅も色あせもする。
多分、40年前に見たテレビアニメの記憶は綺麗に塗り替えられてしまったことだろう。
海軍ってのは「人命最優先」だったんじゃないのか?とか突っ込み所は沢山あるけど、最後まで見た。
映画館で見なくてよかった。でも、見てよかった。
なんか、歌舞伎とかオペラとかってこういう感じなのかな?とも思える。
荒野の七人
「月曜ロードショー」
「水曜ロードショー」
「ゴールデン洋画劇場」
「土曜洋画劇場」
「日曜洋画劇場」
そんな感じだった。
荻昌弘、水野晴夫、高島忠夫、淀川長治なんかが映画の始まりと終わりに登場して映画の魅力を語っていた。映画の勉強はそんなところでしたようなものだ。映画館で観るよりもちろん、テレビで観る映画の方が圧倒的に多かった。
そんな中で何度も観た映画っていうと
「荒野の七人」
「シェーン」
荒野の七人は、本当に面白い・・・。ついついWOWOWでやっているのを観てしまった。
七人の侍を思い出しながら観ると、これまた面白い。面白すぎる。
そんなテレビで観た映画で印象深い映画といえば
「宇宙からの脱出」
この映画が印象的だったのは、この映画放送の後に流れていたのは「ホルストの惑星」の「木星」だった。
なもんで、これはなんともすごい感じの記憶につながった。
「風と共に去りぬ」
「パットン大戦車軍団」
「アラビアのロレンス」
「ローマの休日」
「戦場にかける橋」
「サウンド・オブ・ミュージック」
「大脱走」
「エデンの東」
「ジャイアンツ」
「八十日間世界一周」
「ピンクパンサー」
「鉄道員」
「禁じられた遊び」
「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPART2」(part3は映画館で観た)
「ベン・ハー」
NHKで観た映画で
「地下水道」もあった。
案外、いわゆる名画と言われるものの多くは「映画館」で観たのだった。
(文芸座・春日部文化・並木座が勉強場所だった)
麒麟の翼
「恋人はスナイパー」(テレビ朝日でやっていた不思議なドラマだった、水野美紀主演ということで国府津まで観に行った)
「ケイゾク」(本編を知らずに見に行った、半分くらい分かった)
「踊る大捜査線」(3つとも劇場で見てしまった。これも本編は知らない。テレビスペシャルは見たけど、ま、これは見ればわかる)
「ガリレオ〜容疑者Xの献身」(テレビは半分くらいみた。でも、テレビとこれは別ものだった。主役は堤真一だもんなぁ)
「相棒」
なんかがある。
で、今回、
「麒麟の翼」も映画館で見た。
TBSでやっていたときに素晴らしいなと思ったのは、人々の生活の中にあそこまで踏み込むか・・・。
という驚きと、それらは「白」であるという心地よさがあった。
日曜日の午後9時にまさにうってつけのどらまだったと記憶している。
よかったのは、全編を通した主役(阿部寛)はいながらも、各回の主役は別にあり、その対立助演者が充分に引き立っていたことがドラマとして最高の構成になっていたと思う。で、今回の映画はどうだったのか。
原作を読んでいないんだけど、原作はかなりの名作だったということは容易に予想がつく(本人もシリーズの最高傑作だと言っているそうでたしかにそうだろうなと・・・)。小説の中ではこの物語が緻密に記述されたときに、この結末に涙しない人はいないんではないか?という見事な作りだと思った。で、映画にするとどうなるか。やっぱり、映像化は難しいということをこの「作品」でも現してしまったようだ。
感じたことは、中井貴一は「死ぬ役」やらせたら日本一の役者になってしまったかもしれない。何かで読んだんだけど、中井貴一が佐田啓二の死んだ歳まで結婚が怖くてできなかったとか、いろいろな思いがあったみたいで、その後の中井貴一の演技ってのは、「風のガーデン」で圧倒されたんだけど、あれももう4年も前の作品・・・、ともあれ、見事な主役かっさらいをやってのけた。
で、映画の途中で何度も涙があふれはしたけど、満足かっていうと、何か違う感じがする。
演劇みたいに一気に「聴衆の心」を持っていく感が薄のと、個々の役者の迫力が何か薄い感じがした。
(個々の役者さんには一切文句はない。むしろ、阿部寛、田中麗奈、新垣結衣、山崎努、柄本明の息子、鶴見辰吾、松重豊とか、よかった。で、三浦友和の息子があれやっていたんだってのは、今知った)
で、何かモノタリナイような何かを感じるのは何なのかはまだわからない。
ともあれ、見る価値はあるか、ないか、
それは今の日本にどういう不満を感じているかによって決まるのかもしれない。
自分の器が試されているようなそんな怖さすら感じる映画だ。
で、そういう社会への諸々のことを訴える映画としての最高傑作は「砂の器」「赤ひげ」でありこれらを超えるものはまだ出ていない。
(そういう映画が正しい映画と考えているわけではないので、念のため)
最近、小津映画がやっぱりそういう映画なのではないか?と思うのようになりつつも、なんとなくその確信はまだ持てていない。
わたしをスキーに連れてって
学生時代にはスキーに何回行ったか・・・。
スキーツアーのバスで行くことが多かったけど・・・。
やっぱりこの映画は最高。
やっぱり、この映画の名言集なんてあったりして。
(2012年1月21日 BSフジの包装をついうっかり見てしまった)
いつでも夢を(1963)
BS日テレで放映されたこのテレビはなかなか・・・。
まるでアメリカ映画のような、物語の合間には歌が入って、
(案外その音楽は「短調」の音楽が多い中で、映画タイトルの音楽だけは底抜けに明るい)
吉永小百合が浜田光夫に迫られるシーンの吉永小百合の表情にははっとさせられるけど、武井咲みたいな感じで、ぴかいちの美人という感じはしない。登場役のあだ名は「ぴか」だったけど、共演の松原智恵子はちょっと群を抜いた美人だった。当時は松原智恵子・吉永小百合美人ってことでは、どういう評価だったんだろう。
映画そのものは、学歴社会・貧困・家庭あたりをテーマに悲惨のどん底になりながら、覚悟を決めて生きていく(吹っ切って社会の役割を受け入れるかのような)そんな話。こういう映画をだれがどのように見たのか・・・。とても気になる。こんな思いは「山中貞夫」の人情紙風船を見たときに似た気分である。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD15618/index.html