葛城事件
2016年というと、
「淵に立つ」
が圧倒的だったが、
この葛城事件は
赤堀ワールドの狂気と絶望と日常が見事に凝縮されていた。
赤堀雅秋は実は「映画」がむいているのかもしれない(というよりは、単に大劇場がむいていないだけかも)
シン・ゴジラ
神の舌を持つ男
淵に立つ
http://fuchi-movie.com/
なるほど、これは国を超えて評価される映画
いくつもの謎が謎を呼んで、何の因果か、そして、衝撃の結末まで。
演劇っぽいものだったけど、演劇ではできないことを表現していたのが流石、映画屋さん。
筒井真理子という女優さんは、なんとなくいい雰囲気を持っていると思ったけど、この役は壮絶だ。
そして、信じることとはというものが。
浅野忠信の4つの罪
人との約束は法律よりも重いものだ
他人も同じように思っている
自分を正当化
・・・
思い出せない。圧巻の喫茶店シーンに驚愕。
もっとも、
全てのシーンに無駄がないように思える。
(要するに、セリフが少ないってことだ)
人生ってのは、結局、人と人との関わりとその顛末なのかもしれない。
グッドモーニングショー
http://good-morning-show.com/
もちろん、長澤まさみが目当てだが、
「奇妙な出来事(1990)」の「待合室」というすごい作品(脚本がそうだったと思う)
を見て強烈に記憶している。
もっとも、今、ビデオを手に入れて見てみると「それほどでもない」
今確認していて知ったのは、
「踊る大捜査線」は、知っていたが、
「恋人はスナイパー」が君塚良一だったとは・・・。
(国府津の映画館まで観に行った。水野美紀がアクションシーン満載、内村光良主演の映画だ)
で、
この映画はちょっと期待外れ。
もっとも、長澤まさみの痛い演技は◎
このために作ったんだろうなと思うと名作だ。
そして、中井貴一と時任三郎というと、
これを思い出して「涙」した人も多かろうか?
ハドソン川の奇跡
http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
実話がどんなことだったのか、覚えていない(忘れてしまった)
奇跡にリハーサルはできない。
これぞアメリカ!!
「208秒の奇跡」
立ち会いたくはないが、こういう局面でちゃんと立ち振る舞える大人になりたい。
SCOOP
http://scoop-movie.jp
なんとも哀しい映画。
そういえばフジテレビ月9の「ラヴソング」も中年が若い娘と・・・
とあった。
今回、初めて二階堂ふみをいいと思ったのは大根仁監督の力だろう。
で、
滅茶苦茶なんだけど、最後に「大事なカメラ」と、
暗室で浮かび上がる写真に・・・・。
あのカメラは「コンタックスII」のようだったけど、マウントのところがなんか違う様にも見えた。
そして、
リリー・フランキー
滝藤賢一
が、最高に泣かせてくれる。
福山雅治はやっぱり福山雅治で、それ以上でもそれ以下でもない(◎ってこと)
大根仁というと「週刊真木よう子」をやっていた監督ってくらいしか記憶にないけど。いいな。やったなって感じ。
(とはいいながら、なんであんな終わり方にしたのか・・・勿体ない)
柑橘系映画祭
http://kankitsukei.net/
15分×4作品を見た
3人の監督がその思いを伝えてくれた。
1作品目・思いの強いセンチメンタルな映画
2作品目・圧倒的な技術を持った作品だけど脚本がちょっと辛い、女優1stな感じがPVチック。
3作品目・見事な演出・脚本との破綻もない。でも、ありがちな脚本。
4作品目・圧倒的な監督の好き放題演出・でも、女優の魅力は伝えている。
グランプリ5万円をgetした人は翌日でもまだわからない。
どうやら、一番お気に入りの作品は1位ではなかったようだ。
ひそひそ星
すごい映画が出てきたものだ。
惑星ソラリス
2001年宇宙の旅
宇宙犬作戦
ウルトラセブン
あと何だろう・・・
あの色は砂の女とか、ATG時代の日本映画も思い出す。
既視感がすごくあるが、どこにもない映画
見る人を選ぶ、名作ということはないが、映画好きな人は見なければいけない映画だ。
http://hisohisoboshi.jp/
映画「太陽」
もともとは「イキウメ」の原作を「蜷川幸雄」が「大劇場化」それが「映画化」となったもののようで、原作とはちょっと違う。同時期に「イキウメ」「シアタートラム」で再演されている。
映画版の良かったとことはエンディングシーンだろうか・・・。
肝心の「紅茶」の話が出てこないところは正直、致命的だと思うが、それでも認めるのが前川知大のいいところなんだろう。
神木隆之介、森口瑤子は良かった。が、いずれにしても舞台には残念ながらかなわない。