エアーウルフ

ブラックホーク・ダウン


http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラックホーク・ダウン
アメリカは実はあまり戦争で勝っていない。
というか、戦争では何が「勝利」なのかよくわからない。

この映画は本当に長いこと見たいと思っていた映画だった。
理由は「アメリカ」が「戦争をする理由」と「戦争に勝てない理由」
の秘密が分かる気がしたから。
その一方で、地獄の黙示録は「戦争がナゼ起きるのか」を教えてくれた気がする。
(私の中の)結論としては

 一人の「米国民」そして「米国の自由を信じる者を救う為に多くの犠牲を払うことを厭わない。もし、その援護・支援というものをやめてしまうと米国の「自由と平等」を標榜した民主主義国家が根底から崩れること、そして、その維持のためにかくも入念なシミュレーションとオペレーションを行った上で、想定外の事故によってかくも悲惨な事態になる。本来「体勢」を整えるための「時間」があればいいのだろうけれど、戦闘状態ではそのような「猶予」は与えられない。
 アメリカンフットボールがナゼかくも魅力的で勉強になるかは分かった。戦争と違い「時間」が停まること。ルールがしっかりしていること。この2つに尽きる。勿論人を殺すこともない。アメリカンフットボールの場合もプレイヤー間の信頼関係がなければ何もできなくなってしまう。


「エアーウルフ」