あの「地獄の黙示録」のウィラード大尉がこの映画でも旅をする。暗殺の旅ではなく、巡礼の旅である。やっぱり、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行きたくなる。
2001年コッポラ自身の再編集による『特別完全版』を見てこの映画の全貌が理解できたような気がする。エンディングには初公開の当初も「プロデューサー版」と「ディレクター版」があった。更にコッポラによる再編集版は重要なシーンを追加している。この追加シーンにはベトナム戦争の真理を語ってくれている気がする。