2001年コッポラ自身の再編集による『特別完全版』を見てこの映画の全貌が理解できたような気がする。エンディングには初公開の当初も「プロデューサー版」と「ディレクター版」があった。更にコッポラによる再編集版は重要なシーンを追加している。この追加シーンにはベトナム戦争の真理を語ってくれている気がする。
「ゴッドファーザー」Part2を初めて大作映画でタイトルに付けた映画。Part3は付けずに別タイトルで興業しようとしたようだけどPart3として興業した。PartIIIの終わり方は「終わった感」がタップりあってとても印象深い。Part1、Part2を理解して3のあのエンディングを見るとなんともこれぞ「大河ドラマ」という感じがする。アルパチーノが「おれが主役」と、三作通じてちゃんと貫いてくれてホッとした。PART2であまりにロバート・デ・ニーロの映画という感じがあったんで、なんか・・・