キューブリック

第十六夜「2001年宇宙の旅」

「2001年宇宙の旅」

どうして、スタンリー・キューブリックは行き先を土星から木星にしたんだ?
とか、宇宙ステーションのシーンで「美しく青きドナウ」を使ったんだ?
「ツァラストラはかく語りき」冒頭は格好良いなとか?
あの、反転映像が延々と続くシーンは?
エンディングのシーンはどういうことだ?
というのは、初めて見たテアトル東京で1980年くらいに上映されたときに思った印象。
その前の年に「FM東京」の「音の本棚」でラジオドラマとして放送があったので、他のシーンはかなり想像が膨らんだ。
SFの最高傑作と言っていいんだろう。
でもすでに2001年は過去の話になってしまった。