カウリスマキ

ル・アーブルの靴磨き

Theカウリスマキ映画、ここに極まった感がある。
この舞台となった「ル・アーブル」なる街はそれはそれで魅力満載な街なことを知った。
ともあれ、カウリスマキはいかにも「小津」が好きなんだなと感心するエンディングにもあまりにも期待通りでもあるけど、満足いく。これはなんだろう、いわゆる寅さんというか、やっぱり小津なんだと思う。
エンディングの桜にちょっとグッときた。
「カルバドス」
で一杯やりたくなった。
そして、警視殿にも一杯おごりたくなった。
なんだろう、3.11を過ぎても何の違和感もなく見られるこういう映画というものは。

やっぱりカウリスマキはいい。