葛城事件


2016年というと、
淵に立つ

が圧倒的だったが、
この葛城事件は
赤堀ワールドの狂気と絶望と日常が見事に凝縮されていた。
赤堀雅秋は実は「映画」がむいているのかもしれない(というよりは、単に大劇場がむいていないだけかも)

シン・ゴジラ


見た・私の好きな映画ではない。
悪い映画ではないのはわかる。
オールスターキャストは圧巻。
ヒットする映画なのか疑問。
というか、ヒットしないと回収できない。
入江雅人一人芝居で表現しきれるかもしれない。
(コスパは当然そちらがいい)
時代とともにリメイクする価値は「ある」

髑髏城の七人「赤髑髏」

http://www.wowow.co.jp/detail/108710
スクリーンショット 2017-04-09 23.23.47
青髑髏
ワカドクロ
と見ているけど、赤髑髏が一番衝撃的だった。

神の舌を持つ男

kaminoshitawomotsuotoko
神の舌を持つ男
テレビシリーズが低視聴率だったけど、
無事映画公開をされた。
映画館で見る(べき)映画ではないけど、
映画館じゃないと絶対に見ない映画だろう。
面白いとかそういうことではなく、
こういうものを作り続けて欲しいと言うことで、
お布施気分で1800円を。
特に感想はなし。

淵に立つ

http://fuchi-movie.com/
なるほど、これは国を超えて評価される映画
intro_img1
いくつもの謎が謎を呼んで、何の因果か、そして、衝撃の結末まで。
演劇っぽいものだったけど、演劇ではできないことを表現していたのが流石、映画屋さん。
筒井真理子という女優さんは、なんとなくいい雰囲気を持っていると思ったけど、この役は壮絶だ。
そして、信じることとはというものが。
浅野忠信の4つの罪
人との約束は法律よりも重いものだ
他人も同じように思っている
自分を正当化
・・・
思い出せない。圧巻の喫茶店シーンに驚愕。
もっとも、
全てのシーンに無駄がないように思える。
(要するに、セリフが少ないってことだ)


人生ってのは、結局、人と人との関わりとその顛末なのかもしれない。

グッドモーニングショー

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http://good-morning-show.com/

もちろん、長澤まさみが目当てだが、
「奇妙な出来事(1990)」の「待合室」というすごい作品(脚本がそうだったと思う)
を見て強烈に記憶している。
もっとも、今、ビデオを手に入れて見てみると「それほどでもない」
今確認していて知ったのは、
「踊る大捜査線」は、知っていたが、
「恋人はスナイパー」が君塚良一だったとは・・・。
(国府津の映画館まで観に行った。水野美紀がアクションシーン満載、内村光良主演の映画だ)
で、
この映画はちょっと期待外れ。
もっとも、長澤まさみの痛い演技は◎
このために作ったんだろうなと思うと名作だ。
そして、中井貴一と時任三郎というと、
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これを思い出して「涙」した人も多かろうか?

ハドソン川の奇跡

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http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

実話がどんなことだったのか、覚えていない(忘れてしまった)
奇跡にリハーサルはできない。
これぞアメリカ!!
「208秒の奇跡」
立ち会いたくはないが、こういう局面でちゃんと立ち振る舞える大人になりたい。

SCOOP

http://scoop-movie.jp
スクリーンショット 2016-10-03 18.55.17
なんとも哀しい映画。
そういえばフジテレビ月9の「ラヴソング」も中年が若い娘と・・・
とあった。
今回、初めて二階堂ふみをいいと思ったのは大根仁監督の力だろう。
で、
滅茶苦茶なんだけど、最後に「大事なカメラ」と、
暗室で浮かび上がる写真に・・・・。
あのカメラは「コンタックスII」のようだったけど、マウントのところがなんか違う様にも見えた。
そして、
リリー・フランキー
滝藤賢一
が、最高に泣かせてくれる。
福山雅治はやっぱり福山雅治で、それ以上でもそれ以下でもない(◎ってこと)
大根仁というと「
週刊真木よう子」をやっていた監督ってくらいしか記憶にないけど。いいな。やったなって感じ。
(とはいいながら、なんであんな終わり方にしたのか・・・勿体ない)

柑橘系映画祭

http://kankitsukei.net/
スクリーンショット 2016-09-05 20.33.10
15×4作品を見た
3人の監督がその思いを伝えてくれた。
1作品目・思いの強いセンチメンタルな映画
2作品目・圧倒的な技術を持った作品だけど脚本がちょっと辛い、女優1stな感じがPVチック。
3作品目・見事な演出・脚本との破綻もない。でも、ありがちな脚本。
4作品目・圧倒的な監督の好き放題演出・でも、女優の魅力は伝えている。
グランプリ5万円をgetした人は翌日でもまだわからない。
どうやら、一番お気に入りの作品は1位ではなかったようだ。

ひそひそ星

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すごい映画が出てきたものだ。

惑星ソラリス
2001年宇宙の旅
宇宙犬作戦
ウルトラセブン
あと何だろう・・・
あの色は砂の女とか、ATG時代の日本映画も思い出す。

既視感がすごくあるが、どこにもない映画
見る人を選ぶ、名作ということはないが、映画好きな人は見なければいけない映画だ。
http://hisohisoboshi.jp/

映画「太陽」

スクリーンショット 2016-06-01 16.57.59
もともとは「イキウメ」の原作を「蜷川幸雄」が「大劇場化」それが「映画化」となったもののようで、原作とはちょっと違う。同時期に「イキウメ」「シアタートラム」で再演されている。
映画版の良かったとことはエンディングシーンだろうか・・・。
肝心の「紅茶」の話が出てこないところは正直、致命的だと思うが、それでも認めるのが前川知大のいいところなんだろう。
神木隆之介、森口瑤子は良かった。が、いずれにしても舞台には残念ながらかなわない。

俳優亀岡拓次

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初めて安田顕を見たのは何だったろうか・・・。
個性派俳優という感じで、
戸次君の「テレ東」のドラマの衝撃より結構時間がたっていた。
「注文の多いレストラン」で更なる個性的な役をやってその「個性」は確信に変わった。
うっかりどうしようもない「だめな男」の映画を見てしまったが、
こんなだめな男はそうそういない。
そして「最高」。
敢えて言うと入江雅人のような・・・。
やっぱり出ている役者陣は半端ない。
ロケ地がどうさ・・・というところと、
「たこぶつ」「寒天」「スナックでダメになるところ」「神が宿ったシーン」
・・・・。
ま、ダマされたと思って見ていただきたい。
映画好きな人、