八瀬童子—天皇と里人—
京都文化博物館
重要文化財指定記念
八瀬童子—天皇と里人—
大喪の礼の時に八瀬童子という存在を知った。
その歴史に謎と疑問が残ったままだった。
始まりは後醍醐天皇に遡るとか、天武天皇に遡るとか、
結局、文書を見た限りでは年貢・租庸調などの減免・比叡山・隣村との紛争解決にあたった文書があるということ。
他にどのようなことがあったのか。明治天皇以降での大喪の礼の棺担ぎは有名な話だけど、江戸時代の天皇陵は基本的に泉涌寺裏にあるわけで。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_yase.html
京都は奥深い。
そして、歴史と文字の関係に思いをめぐらした。
この日には京都の「町屋」に泊まった。
翌日には奈良ホテルでクリスマスイブを過ごすこととなった。
別府現代芸術フェスティバル2012
別府がアートの街に変貌していた
なんと、行って知った
国東半島アートプロジェクト2012
http://kunisaki.asia
これは気になる。
街じゅうアートin北九州2012
実はあまり期待していなかったけど、小倉に行きたくて出かけた。
実はすごい作品に出逢うことになる。
これは、オノヨーコがワークショップを開催したその成果物の展示なのだが、
これはは二人一組となって壊れたコーヒーカップを会場にある様々な材料を使って「修復」するそういうワーショップの成果なのだ。
その多様な修復の様に感動を覚えることは間違いない。
実は、すでに世の中は「壊れていて」修復する必要がある
そういう段階にあるということをこのような形で暗示する作家の姿に驚いた。
オノヨーコなるひとがどんな人かよくわかっていなかったが、
2011年のヨコハマトリエンナーレ、さいたま美術館のジョンレノンと出会ったきっかけの「板に釘を打つ」作品
その程度しかしらなかったが、もう少し作品をあらってみたいと強く感じた。
全貌はこんな感じ
びわ湖ビエンナーレ
2010年に訪問して以来、2回目のビエンナーレ
実はこのビエンナーレは今回まで「3年に1回」のペースで開催されていた。
前回、初めて訪問して「感動」した。そのときの写真はこんな感じ。
ビエンナーレで一番「イケテイル」ビエンナーレだと思った。
奇跡のネコがまた感動を高めてくれた。
今回は
「五個荘」がもう一つの会場になっていた。
「近江八幡」の旧市街地も展示会場になっている。
展示数は前回と同様70作品規模になっているようなんだけど、なんとなく今回は小規模になっているような気がした。
お恥ずかしながら「近江商人」なるものが何なのかよくわかっていない私にとって、五個荘という名前は聞いたことはあるけど、近江商人発祥の地とか、外村家とか、色々勉強になった。また涼しい季節に訪問してみたいそんな気分になった。で、作品についてあれこれ思うことは・・・・。やはり、ビエンナーレは「継続」が力であり、支えるボランティアの質は大事であり、近江の人柄はやはり群を抜いている良さがある(一面、そうでないところも今回は散見した。五個荘で作家と少し話をしたところ「そこまでポジティブに誤解してくれると嬉しい」と言われ、なるほど・・・。とその実態を垣間見ることとなった)。
いずれにしても、「びわ湖ビエンナーレ」は、作品をその地に展示する「必然性」は比較的、他のビエンナーレと比べていい感じではあると思う。
今年もこのネコにあえると期待していたのだけど、
既に亡くなったという話を聞いた。
五個荘会場
近江八幡会場
CHROMA
2回の公演のうち日曜日の回を見た。
実は、前回の「明るい部屋」を見損ねた。
終わった翌週にやっているのを知った。
舞台の綺麗さは圧倒。
人間の視覚の魔術というとタレルになってしまうが、どうやら同じ技法を使っているようなシーンがあった。
あと人間の視覚と舞台の奥行きを巧く使って、人間が大きくなったり小さくなったり・・・。これも驚いた。
ダンスと箱庭と、色々なものが交錯してCHROMAを形成していくところにちょっと、嬉しい気分にさせられた。贅沢な1時間だった。
これは上演できる場所はかなり選ぶことになりそうで、巡回はちょっと大変なことになりそう。
「具体」ニッポンの前衛18年の軌跡
従来になかったものを創り出さねばならない。
独創性を最も高く評価しなければならない。[中略]
一切が自由で、方向は道の領域であり、その発見だ。
[吉原治良 1963年]
2012年7月4日〜9月10日
新国立美術館企画展示室で開催された
「具体」ニッポンの前衛18年の軌跡
なかなか示唆にとんだ企画展だった。
国立新美術館が企画しそうな展覧会でもあり、らしくもない展覧会でもあった。
時代は「フルクサス」「ネオダダ」「ポップアート」とか日本発では「ハイレッドセンター」などと重なる。
昔、ICCでは「E.A.T」展を企画したことがあったが、これなどもまさに時代の裏側になってしまった活動体であり、ともあれ、なかなか面白い企画展だった。
1970年の大阪万博が日本の美術に与えた影響は随分といろいろあったようで、その後の「つくば博」「愛知デザイン博」なんかも大きな転換点となっている。その話は今度ということにして、このちょっと新鮮な回顧展はどんなものだったかというと・・・。
実は、現代美術の流れに対して、この「具体」がどのように特殊なのか(いや、特殊という必要ななくて、どのようなスタンスかということが分かればいいのか)は分からなかった。
(これからカタログを読むと分かるかもしれない)
「フルクサス」「ネオダダ」「ポップアート」とか「ハイレッドセンター」とか「ニューバウハウス」などと、どう違うのかは分からないし(伝えようとしていないから分からないのは当然であり、何が同じで何がちがうということを言うのはあまり意味がないし、それは美術史としては価値があるのだろうけど)、分かったからとして、ここに展示されている作品とは何ら関係ない話だ。
面白いかとうかだけで勝負すればいいので、そういうい意味ではここに展示された作品はどれも「楽しい」「面白い」。
現在へのメッセージとしては「大成功」だと思うのだけど、当時どのような評価を得ていたのかはとても興味深い。
そして、会場で放映されていた「日活ニュース(毎日新聞制作)」がなんとも興味深いニュースだった、なかなかウィットに富んだそして、本質を理解しているとしか思えないニュースであることにある意味驚きを持った。
越後妻有トリエンナーレ2012(後編)
津南は新潟県としてなかなかいいエリア。
なかなか興味深い作品群
越後妻有トリエンナーレ2012(前編)
初訪問は直江津から越後湯沢までレンタカーを借りた(大阪から急行きたぐにに乗って出かけた)
過去2回は2泊3日とか、3泊4日とかで、自分の車で訪問した。暑さで気を失いそうになりながらも、楽しめた。
今回は、体力的にも、時間的にもやむを得ず、新幹線+レンタカーということになった。
借りた車は「AQUA」というハイブリッド車だった。
ハイブリッド車に乗るのは3回目(レンタカーだけど)案外、快適。
もっとも、マニュアル変速のクルマでないと今ひとつ乗った感が薄い。
で、初日に行ったところは、
十日町「キナーレ」。
現代美術館に豹変していた。
2006年に、IMIの学生と来た時には、雪深い中でちょっといい感じの中庭に好感を持った。
2009年に来た時には、確か、道の駅で昼飯を食ったような記憶がある。
いずれにしてもあまり十日町市街は見る機会がない。
このキナーレの現代美術館は「ボルタンスキー」の圧勝ということになると思う。
美術に勝敗はないとか、どれがどれより優れている・劣っているという議論は意味ないのはおいていおいて、やはり、ボルタンスキーのこの作品には圧倒された。そして、クワクボリョウタの作品が出口間際にあったが、やはり、彼のこの作品は圧倒的な綺麗さがある。万国共通に感動を引き出せるレベルのものだと思う。
キナーレを後にして、今回も十日町市街地は見ることなく「下条」へと出かける。
下条でみた作品は、
「小さな家」
「石の魚たち」
「もぐらの館」
「うぶすなの家」T120
昼食時間だったこともあって、建物内で食事をする方もいるので、早々に辞退した。
「胞衣−みしゃぐち」T136
2011年に大きく崩壊して姿を変えて再登場したようだ。
なんとも、スケールのでかいその存在力に圧倒された。
「戦後のラブレター」T186
フィリピンの風俗を移築したということになっているが、こんなに親近感のあるものは意外。見ていて、ちょっと違う感じがしたので、その手紙を読んで理解した。インドネシアのアーティストが日本の文化に親近感を感じるのと同様に、フィリピンというところも日本と同様のルーツがあるのだろうということを知った。未来を強く感じる作品だった。2009年の作品だけど、今みたことで、色々な意味を強く知った感じがする。
で、このすごさを知って、十日町エリアをうろつくことにした。
どうやら、「土地」とか「土」とかそんな感じの何かを十日町エリアに感じた。
いままであまり見ていなくてごめんなさい。そんな感じである。
旧赤倉小学校、「もし明日がなかったら」
音楽の力にちょっと圧倒された。
「over the rainbow」が流れる学校跡と、外国の花火大会写真(白黒)と・・・。
どこも思いは一緒なのか?ということに好感を持つ。
「風の音」
神社の上まで昇っていく。
昇った報酬がその目の前に現れた。
風がないとその感動は得られないのが残念。
でもこの「風の音」はかなりいい。「土の音」は2003年の作品だそうで、土に帰りそうなそんな感じもまたいい。
小川次郎+日本工業大学
「モミガラパーク」T076
「マッドメン」T154
「はさベット」T279
学生とということでちょっとなめていたが3つともいい作品だと思う。
「おもちゃの実」T278
食べ物で遊ぶな!?って妻がつぶやいてしまったが、観賞用のかぼちゃだそうで。
なかなか爽快な作品。
「かかしコンクール」D272
案山子の展示もちょっと笑えた。東京都現代美術館に行くとめにつく謎の案山子がここにも登場した。
福島ビエンナーレ
3会場を巡った。
東京→新白河→空港(滞在5時間)→白河(ラーメン食べた)→新白河→東京
(白河市内でやってもいいんだろうに・・・。というほどディープな街という印象を持った)
圧巻は空港公園エリアであろう
いきなりこれを写真で予め見てしまうと感動は薄れると思うが。
まず、ここまでたどりついた人は何人いて、気がついた人は何人いるのだろうか。
ビエンナーレにおける現代美術が人々の幸せにどのように貢献できるか。
それは実は神社というか、神道というか、日々の生活と「神々」とのつながりを祈念する儀式と同じことなのか?
と最近おもいを巡らしている私としては、まさに、
七福神巡り、八十八カ所巡り(これは仏教ですが)、初詣、お祭り・・・。
各種日本の宗教儀式は同様のことなのではないかと感じるようになった。
空港エリアにもなかなかの作品もあって
残念なことにこのようなものと並んで「陳列」されてしまうと
ちょっと厳しいものを感じる。
空港滑走路を借景にしてみたり
震災関係の作品としてはなるほど、港さんの作品は久しぶりに見た。
いわゆる現代美術の展示もあるんだけど、会議室で展示されるとちょっと苦しい。
そんな中でヤノベ作品の存在感、オレオレ感はさすが。
で、空港公園のパブリックアートとしての作品は気持ちいい。
この作品は、奇跡なのか、狙いなのかわからないが、階段を降りるときに、素晴らしい「音」を提供してくれる。
このカラーの板に靴が蹴り出す小石が当たって、とてもいい感じになる。
ほか、なんといっても景色がいい、
空港では「ロビー」に商品と混同するように並んでいたり、結構残念な状況だったりする。
ここでは「自然」と「作品」の結界を見事に作ったり、
絶妙に調和していたりする
もっとも自然のなせる芸術が勝ってしまう場合も多い。
ともすると、ゴミと区別がつかなくなる危険もある。
公園そのものがいい感じだったりする。
滅多に使われることないんだろうと想像するけど、かなり「整備」されているのはなんとも言いようがない。
空港の倉庫でパフォーマンスがあった。
気がついたらやっていて、真の客は私たちだけだったみたい。
すっごい暑いけど、いい感じだった。
都市開発、都市生活、街作り、まちおこし
そういうことからアートと手を握った「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」が花ざかりであるが、福島は少し様相が異なるようだ。
作家で呼ぶことが難しいとしても、工夫しだいでどうにでもなるだろうし、
もう少し東京からの集客も考えてもらって・・・。
応援したい思いで一杯なんだけど。
撮りまくった写真はこちら↓
富山ポスタートリエンナーレ2012
前回は、2009年にあった。
実は、前回までその存在を知らなかった。
金沢21世紀美術館に行くという名目で出かけたのだった。
丁度、民主党と自民党の政権が代わろうかという「選挙」の投票日前日に出かけた。
知人が「岐阜選挙区」で立候補していて、日本酒でも差し入れしたいと思っていたが、公職選挙法によると過度の「差し入れ」は選挙違反になるそうで、そっと選挙区を通過することにしたのを思い出した。
ポスタートリエンナーレは今回10回目。
富山県立近代美術館は開館30周年、美術館の歴史と共にこのトリエンナーレがあるようだ。
こういう伝統はナニモノにも代えがたい財産である。
ポスターは
A部門
B部門
という2種類のエントリーがある。
A部門は実際のポスターとして使われたもの。
B部門はポスターとして使われなかったもの。
当然のことながら、ポスターとして使われたものに「力」がある(ハズであるが、実際そうとは限らないのが面白いところでもある)。
いずれにしてもポスターをこんなに見るチャンスは滅多にない。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/ipt/ipt2012.htm
意外なことにここの常設展にはすごい作品もある。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/permanent/list120702.pdf
パブロ・ピカソ 闘牛場の入口 絵画
パブロ・ピカソ 肘かけ椅子の女 絵画
パブロ・ピカソ 静物 絵画
パブロ・ピカソ 座る女 版画
マルセル・デュシャン トランクの箱(特装版) 立体
なんかがあったりする。
東京ノート
「東京ノート」
東京都美術館という箱には思い入れもなにもない、というのは実は嘘で、小さい頃によく、親に連れて行かれた。
書道の展覧会をよくここでやっていた。だから、どちらかというとあまりいい思い出はない。
無理矢理連れて行かれる展覧会・観劇・映画鑑賞・スポーツ観戦・・・どれも地獄絵そのものだろうと思う。
いや、この「東京ノート」がそういうテーマの作品ではないんだけど、そういう要素がちりばめられている。
そういえば、地中美術館(直島)では、タレル作品を鑑賞するために日没間際に集合するツアーがある。2008年に発作的にそんなプログラムを見に行った。翌年には「瀬戸内芸術祭」が開催された。前年に行って良かったとつくづく。
海外美術館【ZKM】
http://www.exploratorium.edu/
2013年には移転を予定しているようで、
サンフランシスコは日本人がなんか訪問しやすい場所だってのは、行って知った。このミュージアムそのものは科学博物館の範疇にあるのだとは思うけど、「ワークショップ」のあり方を考えるミュージアム関係者にとっての聖地のような場所であることは間違いない。
海外美術館【パレ・ド・トーキョー】
この地を見て、今の私がある。
1988年になんとなく行った。あまりの文化の成熟度に感動を越えた衝撃を受けた。
こんな場所を作りたいと思いながら、就職して4年後にたどりついたのは「ICC」プロジェクトだった。
そのアイデアを作った人と1992年に入江経一さんの事務所を出て一杯やったときに、その構想の源泉を聴いた。実際、ポンピドゥの前の広場が作りたいけど、それはウけないからポンピドゥを作るって構想に化けて、予算が・・・・。なるほど・・・。
究極のあこがれの地である。
http://www.cnac-gp.fr/
海外美術館【ポンピドゥ】
http://www.aec.at/
「インターナショナル・ブルックナー・フェスティバル」の一環として1979年に始まった。そのときのドナウ川の上から冨田勲が音楽を流したってのはテレビで見た記憶がある。なんと、そのヘリコプターでスピーカーを抱えていたのは森岡祥倫先生だというのはだいぶ後に知ってちょっと感動した。
1986年には独立したイベントになって、毎年開催されるようになった。1995年までのディレクターはペーター・ヴァイベルだった。私は1995年にアーティストデータベースをICCから持っていって1週間ブルックナーハウスにいた。
毎年のフェスティバル(展覧会、パフォーマンス公演、作品上映、シンポジウム)のほかにアルス・エレクトロニカは、メディアセンターとしての機能を持つ「アルス・エレクトロニカ・センター」(Ars Electronica Center)が1996年にオープンしている。
ゴールデン・ニカ賞は「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれ、広く知られている。日本からも審査員やアドバイザーが参加している。
リンツには1995年、1997年の2回(仕事で)行っていて、2回とも行ったのは「聖フローリアン教会」
http://ameblo.jp/his-vienna/entry-10040298971.html
この地にブルックナーゆかりの地がある。
実際、ブルックナーオルガンなるそのパイプオルガンの音が聞こえた時には号泣しそうになった。
すごい。
海外美術館【アルスエレクトロニカ】
http://www.aec.at/
「インターナショナル・ブルックナー・フェスティバル」の一環として1979年に始まった。そのときのドナウ川の上から冨田勲が音楽を流したってのはテレビで見た記憶がある。なんと、そのヘリコプターでスピーカーを抱えていたのは森岡祥倫先生だというのはだいぶ後に知ってちょっと感動した。
1986年には独立したイベントになって、毎年開催されるようになった。1995年までのディレクターはペーター・ヴァイベルだった。私は1995年にアーティストデータベースをICCから持っていって1週間ブルックナーハウスにいた。
毎年のフェスティバル(展覧会、パフォーマンス公演、作品上映、シンポジウム)のほかにアルス・エレクトロニカは、メディアセンターとしての機能を持つ「アルス・エレクトロニカ・センター」(Ars Electronica Center)が1996年にオープンしている。
ゴールデン・ニカ賞は「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれ、広く知られている。日本からも審査員やアドバイザーが参加している。
リンツには1995年、1997年の2回(仕事で)行っていて、2回とも行ったのは「聖フローリアン教会」
http://ameblo.jp/his-vienna/entry-10040298971.html
この地にブルックナーゆかりの地がある。
実際、ブルックナーオルガンなるそのパイプオルガンの音が聞こえた時には号泣しそうになった。
すごい。
海外美術館【ロッテルダム】
ボイスとは
http://www.b-sou.com/palm-Beuys.htm
コヨーテとの3日間のアクション
1974年の『コヨーテ -私はアメリカが好き、アメリカも私が好き』では、ボイスはニューヨークの空港到着後にすぐ画廊へと救急車で運ばれ、一週間、フェルトや新聞、干し草の積まれたギャラリーの中にこもって、アメリカ先住民の聖なる動物であるコヨーテとともにじゃれあったりにらみ合ったりするなど無言の対話を続けた。それ以外のアメリカを見ないままボイスは再度空港に運ばれてドイツに帰った。
この模様の映像をロッテルダムの美術館で見た。
海外美術館【KIAZMA】
ヘルシンキ現代美術館(KIAZMA)
http://www.kiasma.fi/kiasma_en
FutureCinemaの巡回展をICCより先にやったフィンランドの現代美術館
1998年オープンだからICCと似た時期に始まったみたいだ。
2004年2月にひょんなことから行く機会があった。
私にとって「フィンランド」≒「カウリスマキ映画の世界」
だけど、フィンランドの人にそれを言ったら憮然とされて、北野映画を日本と思われて困らないか?
ということだったので、あまりその話を言わないことにしたけど、やっぱりヘルシンキってカウリスマキ映画の色と一緒だった。
海外美術館【サーチギャラリー】
サーチギャラリー
昔は、スイスコテージって駅から住宅街の中に行ったところにあった。
http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/artscape/war/0009/murata/murata.html
今は違うところに移転したみたいだ
http://www.saatchi-gallery.co.uk/visitor/visitor.htm
リチャード・ウィルソンがどう印象的かってのは
http://www.fogless.net/artreview/080925_lb2008/Wilson.htm
http://www.stopedit.com.au/site/wp-content/uploads/RW_011.jpg
2012年のビエンナーレ・トリエンナーレ(2)
福島現代美術ビエンナーレ
2012年8月11日(土)〜9月23日(日)
於:福島空港
http://wa-art.com/bien/bien2012/index.html
越後妻有アートトリエンナーレ
大地の芸術祭
2012年7月29日(日)〜9月17日(月)
http://www.echigo-tsumari.jp/
第10回世界富山ポスタートリエンナーレトヤマ2012
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/ipt/ipt2012.htm
2012年6月9日(土)〜9月3日(月)
於:富山県立美術館
BIAKOビエンナーレ
http://www.energyfield.org/
2012年9月15日(土)〜11月4日(日)
於:滋賀県近江八幡市・東近江市
西宮船坂ビエンナーレ
http://funasaka-art.com/
10 月21日(日)〜11月24日(日)
庫県西宮市山口町船坂 集落内各所
(総合案内所:〒651-1423 兵庫県西宮市山口町船坂2103-2 旧西宮市立船坂小学校ランチルーム内)
福島は一昨年に行き損ねた。
既に会期は始まっている。
早めに行って大々的に告知をしかけたい。
東北のビエンナーレ。支援したいもののトップであることは間違いない。
塩田千春 —わたしたちの行方—
愛知トリエンナーレの名古屋市美術館の大規模な展示にはびっくりした。
http://d.hatena.ne.jp/higuchi1967/20100821/1282354819
確か、この会場は撮影禁止となっていた記憶があるけど、撮影する方法はあるわけで、美術評論家樋口ヒロユキ氏のブログにある。
こうやって残してくれているものはありがたい。
金沢21世紀美術館でも見た記憶があるけど、
やっぱり、せとうち芸術祭の「甲生ま地区」の展示(遠い記憶)も圧巻だった。
今回の展覧会は残念なことに巡回展とはなっていないようで、丸亀市まで行かないとみるチャンスがないというなかなか痺れる展連会である。無茶して観に行ったのだが、無茶しただけの甲斐はある発見があった。
ここでの発見は3つ
その1
建築家の谷口吉生いやはや、よくまぁ、作りに作った。
・土門拳記念館
・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
・豊田市美術館
・東京国立博物館法隆寺宝物館
・香川県立東山魁夷せとうち美術館
・MoMA新館
MoMA以外はコンペではないというのが驚異である(知らなかった・・・)。この猪熊弦一郎現代美術館が91年に竣工したというのを知ってなるほど、当時ここまでやれたのは凄いかもしれない。群馬県立美術館の磯崎新をある意味凌駕した感じがある・・・。あ、でも磯崎新の場合には「奈義MoCA」があるから、やっぱり磯崎新の方がすごいか・・・。ともあれ、日本の現代美術館の礎を作った一人であることは間違いなかろう。香川県が案外「名建築」が多く残っている県なのかもしれない。
http://www.my-kagawa.jp/special/artandtravel/kagawa/
その2
名物料理にうまいものはなし?
ケンミンショーを嫌う妻も納得の料理
「骨付鶏」
http://www.ikkaku.co.jp/
うっかり「親鳥」を注文してしまったが、初心者には「ひな鳥」がいいようだ。
(親鳥はかみ応え満点。肉の味はあきらかに親鳥が上だけど、あごが疲れる)
どうやら、これは流行るみたいだ。街おこしを始めている模様。
(半世紀程度の名物料理らしいけど)
その3
香川への東京からのルートは悩ましい。
①飛行機
②新幹線+マリンライナー
③サンライズ瀬戸
④三宮まで新幹線そこからバス
⑤三宮まで新幹線そこからフェリー
なんと、大阪ー高松1700円〜なのだ。
http://www.ferry.co.jp/index2.htm
次回は多分、せとうち芸術祭だと思うけど、⑤ルートで行きたい。
ちなみに、高松に行ったのは3回目だが、往路は3回ともサンライズである。
まだ、2人個室、A個室は乗ったことがない。
すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙
1回目は、せとうち芸術祭の森村泰昌の「まねぶ」展だった。
高松市の美術館だからと少々軽くあしらうつもりが、思った以上に力の入った展覧会。
美術の基本の「真似る」ということがどういうことなのかをよく知ることができる展覧会であった。
(この美術館のキュレーターによる快挙なのか、森村泰昌の構成力のなせる技なのかは分からなかった。ともあれ、森村泰昌の作品が何にインスパイアされて出来たモノなのか、何をオリジナルとして真似たのかということを大胆にも並べて展示までしてくれていた。これは国立国際美術館がリニューアルしたときにやったデュシャン展が横浜美術館へ巡回したときに、実はこの手法をとっていた。両方見ればいいんだけど、片方だけだと混乱するなぁと心配したものだった)。
ともあれ、今回のこの展覧会は完全に見落としていた。大チョンボっだった。
たまたま「琴電」に乗って朝風呂に入りに行っているときに見つけたのだった。
日本のダヴィンチと呼ばれた男・・・
これはこの人の人生を的確に表現するものではないことは明らかだ。
(というのは私がダヴィンチをよく知らないからなのか?)
回顧展の形にはなっているが、初期の影響を受けた人々の作品なども展示されたり、工夫がある。
見ての結論を言ってしまうのは失礼なんだろうけど、
・演劇
・装丁
で大きな仕事をなしとげたのは間違いない。
・絵本の仕事を最後までやっているところにはちょっと涙を誘う逸話がある
気になるのは装丁の仕事は「時代のトレンドに乗ったのか」「時代の先端を行き続けたのか」「渡独時の影響を一生引きずったのか」装丁知識があまりないので、ちょっと分からない。一つわかることは「字体」「文字組」はいわゆる「左翼」の人の多用する独特なバランスがあってそれに酷似している。それは村山知義氏が影響を与えたのか、そういう流派なのか、確認をしておきたいと思う。
ポロック展
ポロックとの出会いは、そもそも、1995年に森脇裕之氏が「校庭を走り回ったらそれがそのまま絵になる、そんなこと出来たら面白いと思わない」という一言がきっかけで始まったアートプロジェクトだった。InterCommunicationCenter[ICC]開館を1997年に控え、いよいよオペラシティが完成しつつある頃だった。既にICCオープンを控えてICCnetなる(今でいうmixiのような)BBSをやってみたり、二の橋でギャラリーを開設してアーティストインレジデンスやってみたり、ニュースクールなる新しいタイプのワークショップをやってみたりその成果をそろそろ結実させるべき時だったりした。
で、身体そのものをペイントシステムにするとなると、いくつかの方法があることは分かっていた。1992年に「脱着するリアリティ」なるプレイベントを開催した後、藤幡正樹さんから「富士山にGPS背負って登ったら富士山の絵が描けるよね?で、それを時間で描画したら逆富士になると思うんだ・・・」という刺激的なことを伺って、富士山にGPS背負って登ったのは1992年の夏だった。GPSの代わりにやる方法は4つくらい思いついたけど、実装可能なものは・・・。などなど、当時の情報研木原民雄さんに相談してみると、所長(安田浩さん)・部長(石垣昭一郎さん)・グループリーダー(寺中勝美さん)に話が通じて「やってみれば」という暖かいお言葉が。実際にシステムを実装して、ペイントシステムを構築することとなった・・・。
当時ペイントシステムを作るとなると「安斎利洋」以外に思いつかなかった。SuperTableauというすごいペイントシステムを作り上げた天才であり、自らそのシステムでCGを書き続けている。ペイントシステムに変な話だけど「音」は必須だと思った。いわゆる「フィードバック感」を持つためには何かがないといけないだろう。それは「音」と感じ、藤井孝一に声をかけることとなった・・・。かくして「Moppet連画システム」は1996年ICCの開館7ヶ月前にICCにてお披露目をするという暴挙に出たのだった。
その作画をみて坂根厳夫さんが「ポロックみたいな絵だよね」と言っていた。実際、そうやって軌跡をペイントの線に仕立上げる。ポロックのアクションペインティング調にするしかないというのが安斎氏の答えだったと記憶している。それまで「ポロック」も「モンドリアン」も私の中では「現代美術」という過去の絵画の一つでしかなかった。それ以降も私にとっては、ポロックの「作品」「作風」に気になることこそあれ、その作家の人生がどういうものだかは、あまり興味があるわけでもなく、よくわかろうともしなかった。
今回の展覧会で知ったのはポロックの人生には4つの時代があるということだった。
「模倣」
「苦悩」
「開眼」
「崩壊」
苦悩とアルコールは一体みたいで、晩年(本人は晩年という意識もなかったろうに)は残念な状況だったようで。
この人生には惹かれるものがある(真似したいということではなくて、作家のありがちな人生という興味本位で)。
ハギエンナーレ
ハギエンナーレ
http://megei.jp/works/1/2?locale=ja
2月25日〜3月18日
(月曜日休み)
写真はこちら
下をクリックするとスライドショーが始まる
ちなみに、これはビエンナーレではなくて、
ビエンナーレでよくやる街おこしとか、廃屋を借りてインスタレーションを行う。
というようなところに類似点があるということ。
文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭
http://plaza.bunka.go.jp/festival/
2012.2.22〜3.4
国立新美術館
ウメサオタダオ展
展覧会カタログは「みんぱく」のものが展示されている。
(この企画展を当然ながら未来館で単独でやるだけの学芸員は擁していないだろうし、そういう予算はないだろう)。
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/umesaotadao/
見た感想は、
なるほど、梅棹忠夫は若い頃にはあんな無茶していたんだという、感心・尊敬の念が強まった。私が梅棹忠夫の存在というか、すごさを感じ始めた頃には、既に失明されていて、しかも、それでありながら、それまでの仕事を見事に整理して、今言えること、世に残すべきことを、強いメッセージとして世に出しているということに尊敬の念が高まっていた。
今回の企画は「断片化したトピック」というものがあまりに強く出てしまっていること、途方にくれて年表を見ると、その年表があまりにリニアであるがゆえに、本質を見失ってしまうのではないか?という感じを抱いた。一方で、パナソニックミュージアムでやっている「今和次郎」は、個々の仕事が「パッケージ」として高い完成度を持っており、あまりに壮大なテーマを持っている梅棹忠夫を垣間見ることは、この展覧会では難しいと思った。
2011年に見れなくて残念だったのが「みんぱく」の「梅棹忠夫展」だった。
http://www.minpaku.ac.jp/special/umesao/
これが東京でも見ることができたのはとても嬉しい。とはいえ、みんぱくでの展示はどうだったんだろうか?
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/umesaotadao/
今和次郎採集講義展と並んで今、見逃せない展覧会。
これらは「思い出工学」につながる今年、旬なネタだと思っている。
著作はあまりに多くて分からなくなってしまうけど、
まずはこれか?
谷根千もしくは萩荘
http://www.hagiennale.blogspot.com/
しまった、これは見ておかねば。
(2/18現在、2/25〜3/18に会期が変更になっている)
フランス大使館(旧館)で解体前に展覧会(No man's land)をやっていたのは2009年の話。
形なくなるものの記憶を刻むのにいい方法だと思う。
http://www.owada.org/art2009.html
写真はflickerに
今和次郎採集講義
汐留パナソニックミュージアム
1/14〜3/25
今 和次郎 採集講義 展 - 時代のスケッチ。人のコレクション。
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/120114/
休日には人が寄りつかないような場所みたいだけど、電通ビルの裏手、というか、旧松下電工東京本社ビルにあるミュージアム。
この企画展そのものは「青森県立美術館」の巡回展として開催されている。
実は、お恥ずかしながら今和次郎、存じ上げていなかった。こんなすごい人がいたんだ、「考現学」なかなかいい活動だ。
今の日本の生活がどのようになっているのか、観察・仮説・提言・・・そのようなことを続けることが大事なものだ。人生の勉強になる展覧会。
もっとも、展示の仕方とか、美術館の内装とかはちょっと残念な感じはするけど、こういう活動を企業として続けていてくれるのはありがたい。パナソニックに合併となっても末永く続けてもらいたいものである。
歌川国芳展
ここは今まで行ったことがなかった。
上の階にある森美術館とは別の企画・運営であり、歌川国芳のような展覧会もやる。
それはそれでいいことであるとは思うけど、なんか節操なないってことと、あんな高層ビルの高層階にあんなにヒトがいることに一抹の不安も感じるし、
没後150年 歌川国芳展 -幕末の奇才浮世絵師-
12月17日(土)~2012年2月12日(日) 代表作から新発見の作品まで約420点を堂々展示。幕末の奇才浮世絵師 歌川国芳の全貌が明らかに!
http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2011/12/macg_kuniyoshi.html
2011年には写楽展があったり、レンブラント(の版画展)なんかもあったりして、伊藤若冲展なんかも大ブームなこの10年、版画だけでなく、結構現代の人々にも江戸の文化に興味を持ち始めているので、この手の展覧会は大盛況。しかも本当なのか?1月18日には入れ替えで前期、後期は別の作品が展示される???しかも、作品はこれでもかと展示されている。キュレーションという考えはここにはなく、「陳列」ということが主眼なのか?
そして・・・。「東海道五十三匹」という、テレビなどで大々的に話題になった作品は大きく出力したものが壁に貼られているだけ。
もっとも、音声ガイドの「山本耕史」は、テレビで国芳の謎の番組に出ていた・・・。ちょっといい感じで展示にいざなってくれる。
もっとも、会場は劇混み・・・。来場者は「うるさい」。見た感想は「つぶやかない」。行列は静かに並ぶ。なんてことは「しつけられないのか?」ちょっと残念なことである。展覧会が混雑するのはいいことだけど、マナーがってのはどうしたものか。
観に行ったのは「猫」に会いたかったからで、別に谷中でも・青山墓地でも、どこでも良かった。みたいな散歩の続きで出かけた。
2012年の企画展
プラド美術館 ゴヤ 光と影(〜1/29)
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html#mainClm
国立西洋美術館
ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト(〜1/29)
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/benshahn/index.html
神奈川県立美術館 葉山館
没後150年 歌川国芳展(〜2/17)
http://kuniyoshi.exhn.jp/
森アーツセンターギャラリー
(2012年11月から横浜美術館で国芳の企画展があるようだ)
ジャクソン・ポロック展(2/10〜5/6)
http://pollock100.com/
東京国立近代美術館
草間弥生展
http://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
国立国際美術館
なんとなく展望がはっきりしないそんな感じだ。
2012年のビエンナーレ・トリエンナーレ
西宮船坂ビエンナーレ(会期不明)
http://funasaka-art.com/
2010年はこんな感じ→2010年の西宮船坂ビエンナーレへ
ビエンナーレのブログはこちら
越後妻有トリエンナーレ(7/29〜9/17)
http://www.echigo-tsumari.jp/
ビエンナーレ・トリエンナーレといえば、日本では「ヨコハマ」「越後妻有」が群を抜いている。「BIWAKO」も群を抜いているけど、BIWAKOは来年、ヨコハマは再来年ということで、いい感じに時期はずれている。日本のトリエンナーレの代表格はこれ。
と思ったら、BIWAKOビエンナーレは2012年に開催することとなっているようだ。
2009年はこんな感じ→
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622018522380/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621884531275/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622009053802/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621998132466/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621873596183/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621868803787/
最高に気に入ったのはこれ
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622139910540/
2006年はこんな感じ→
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157594222781285/
BIWAKOビエンナーレ2012(9/15〜11/4)
http://www.biwako-visitors.jp/search/event_11457.html
http://www.energyfield.org/index.php
びわ湖ビエンナーレの2012年サイトがオープンしたようだ(1/4追記)
ちなみに
2010年はこんな感じ→2010年のBIWAKOビエンナーレへ(それまでは3年に1回だった今回初めて本当のビエンナーレ[隔年開催]に)
水と土の芸術祭
http://www.mizu-tsuchi.jp/about.html
2 0 1 2 年 ( 平 成 2 4 年 ) 7 月 1 4 日 ( 土 ) ~ 1 2 月 2 4 日 ( 月 ・ 休 日 )
こちらもほぼ同時期に開催なようである。
前回には行き損ねた。
京都美術・工芸ビエンナーレ(1/4〜19)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_biennale2012.html
世界文化遺産 姫路城 現代美術ビエンナーレ(会期不明)
http://himeji-art.net/ (こちらは第2回のページ)
どうやら2012年はビエンナーレ・トリエンナーレの外れ年っぽい。といいながら、越後妻有、びわ湖があればある意味充分であるかもしれない。今年こそ、水と土の芸術祭も観に行きたいと思う。
ある意味、イヴェントやるチャンスの年なのかもしれない。
2013年には瀬戸内芸術祭がある。登米トリエンナーレは開催する年となっているがどうであろうか。