アニミタス-さざめく亡霊たち
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160922-1225_boltanski.html
展示空間を「活かした」作品
案外あるようで少ない。
メッセージが強すぎたり
空間に作品が負けていたり
ま、見事な作家だ。
いいバランス感覚がある。すごいなと感心することしきりだ。
もちろんその空間を活かしたインスタレーションとなるとまた別の話だけど、
インテリアデザイナーと作家の区別がつかなくなったりしてしまう。
会場で見ることができるビデオは
事前に見ることもできる
というか、見てから行った方がいいんだろう
https://youtu.be/mbRB5TmWC5k
作品は
庭園美術館というよりは、
旧朝香宮邸を使ったインスタレーション
影の劇場
まなざし
アニミタス
などが展示されている。
まなざしの中央には「異物?」というようなものがあるが、
なるほどビデオを聞いてそういうことかと・・・。
ボルタンスキーを初めてみたのは
「越後妻有トリエンナーレ」の最後の教室だった。
圧巻だった・・・。
「心音のアーカイブ」も豊島に行ったが、今一つ惹かれなかった。
が、この話を聞いて、なるほど。
感動が蘇った。
越後妻有トリエンナーレ2015
豊島(瀬戸内国際芸術祭2013)
豊島での宿泊は2回目 豊島リゾート 絶景だ
島内の巡回には前回はバス(無料)を使ったけど今回は「電気自動車」を借りた。
自由に回れるようになったけど、電動補助付自転車・人力自転車で回る人の多いこと・・・。
巡回で電動自転車に負けたのがショックだった・・・。
ハイライトは「豊島美術館」
日本一の美術館であろう。
観る人を選ぶこと、感性を問われることにおいては一番難しい美術館かもしれない。
館内撮影禁止なので行って感じるしかない。
撮影禁止の理由は入れば分かる。
豊島美術館から山を下って
ボルタンスキーの心音のアーカイブへ
なんと「あいちトリエンナーレ」の分館が
「のり」の養殖場跡を使ったインスタレーションが3年前には「大阪芸術大学」によって展開されていた。
地元の方には「絶賛」な理由はわかった。
今回、東日本大震災と、あいちトリエンナーレとのコラボとなって維持展示に至ったそうだ。
話をきいてちょっと涙がこみ上げてくる。
これがあいちトリエンナーレで観られるそうだ。
会場にある被災地の写真展示。
甲生地区
塩田千春作品も健在だった
びっくりしたのはこの「竹」の作品
下からみるとこんな感じ。
横尾忠則美術館
豊島の写真はこちら(全562枚)