歌川国芳展

森アーツセンターギャラリー
ここは今まで行ったことがなかった。
上の階にある森美術館とは別の企画・運営であり、歌川国芳のような展覧会もやる。
それはそれでいいことであるとは思うけど、なんか節操なないってことと、あんな高層ビルの高層階にあんなにヒトがいることに一抹の不安も感じるし、

没後150年 歌川国芳展 -幕末の奇才浮世絵師-
1217日(土)~2012212日(日) 代表作から新発見の作品まで約420点を堂々展示。幕末の奇才浮世絵師 歌川国芳の全貌が明らかに!
http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2011/12/macg_kuniyoshi.html

2011年には写楽展があったり、レンブラント(の版画展)なんかもあったりして、伊藤若冲展なんかも大ブームなこの10年、版画だけでなく、結構現代の人々にも江戸の文化に興味を持ち始めているので、この手の展覧会は大盛況。しかも本当なのか?1月18日には入れ替えで前期、後期は別の作品が展示される???しかも、作品はこれでもかと展示されている。キュレーションという考えはここにはなく、「陳列」ということが主眼なのか?
そして・・・。「東海道五十三匹」という、テレビなどで大々的に話題になった作品は大きく出力したものが壁に貼られているだけ。
もっとも、音声ガイドの「山本耕史」は、テレビで国芳の謎の番組に出ていた・・・。ちょっといい感じで展示にいざなってくれる。

もっとも、会場は劇混み・・・。来場者は「うるさい」。見た感想は「つぶやかない」。行列は静かに並ぶ。なんてことは「しつけられないのか?」ちょっと残念なことである。展覧会が混雑するのはいいことだけど、マナーがってのはどうしたものか。

観に行ったのは「猫」に会いたかったからで、別に谷中でも・青山墓地でも、どこでも良かった。みたいな
散歩の続きで出かけた。